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かんたんお遍路 — 歩いた距離で、四国八十八ヶ所をめぐる
運動の記録を、そのまま四国霊場八十八ヶ所を巡る「旅」に変えてしまおう。そんな発想から生まれたのが「かんたんお遍路」です。
きっかけ
運動は続けることが一番難しい、とよく言われます。目標を「距離」や「回数」だけで管理していると、 達成感が積み上がりにくく、いつの間にか記録すること自体をやめてしまう。ならば、歩いた距離そのものに 「意味のある目的地」を与えてしまえばいいのではないか——そこから、四国八十八ヶ所のお遍路を題材にする アイデアに行き着きました。実際に四国を歩き遍路することは、多くの人にとって時間的にも体力的にも 簡単ではありません。だからこそ、日々のちょっとした運動を積み重ねることで、仮想的にその旅路を体験 できるようにしたいと考えました。
遊び方・仕組み
使い方はとてもシンプルです。ウォーキングやランニングなどで実際に運動した距離を入力すると、その距離に 応じて八十八ヶ所の札所を順番に巡っていきます。1番札所から88番札所まで、実際の霊場の並びに沿って 少しずつ歩みを進めていく構成にしており、「今日はどこまで進んだか」「次の札所まであとどれくらいか」が 一目でわかるようにしています。特別な運動記録アプリと連携する必要はなく、思い立ったときに距離を 記録するだけで旅が進む、手軽さを重視した設計です。
ゲーム化した狙い
運動の継続には「小さな達成感の積み重ね」が欠かせません。かんたんお遍路では、距離を記録するたびに 札所がひとつずつ進んでいくため、運動そのものへのモチベーションと、旅の進捗という物語的な楽しみの 両方を同時に得られるようにしています。健康づくりのための行動と、日本の伝統文化であるお遍路への 関心を結びつけることで、「運動を記録する」という地味になりがちな習慣に、続ける理由を添えたいと 考えました。
込めた思い
実際に四国を歩けなくても、日々の運動の延長線上でお遍路の空気に触れてもらえたら——そんな気持ちで 作りました。88ヶ所を巡り終えたときに、単なる距離の記録ではなく、ひとつの「旅を終えた」という 満足感を持ち帰ってもらえることを目指しています。